ご挨拶

壁をやぶるのが難しい、と感じることがあります。
平成17年に旧早田漁協の組合長と尾鷲市早田地区の区長に就任して以降、故郷である早田町の存続に尽力してきました。

三重県の漁村にはそれぞれ誇るべき伝統や風習が残っています。しかし、時としてその考え方は凝り固まった壁となり、妨げとなるときがあります。
こうした壁を打ち破っていくにはどうしたら良いのか?「ひょっとしたら、一つの地区で行う事には限界があるじゃないかよ。」そう思っていたときに、Gリーグのチェアマンを依頼されました。

漁村では高齢化と若年層の流出により、地区で新しい活動を担う人材が不足しています。
今回、各漁村集落の活力を持つ人たちが固まり、点在している漁村の特色や課題を議論し、これまでは思いつかなかったような新しい解決策や考え方ができるのではないか。そう考え、チェアマンを務めさせていただくことにしました。

古来から、漁村は隣同士の集落が反発していると言われていますが、裏をかえせば、各地区それぞれのカタマリが非常に強いといえます。今では集落内のかたまりも弱まりなくなってしまうくらい漁村は人も減り、活力も減っています。このGリーグが、それらの漁村を新しく繋げられるのではないか、と。
そして「新しい漁村の姿を描き出す可能性を秘めている」のではないか、と期待しています。

三重漁村リーグチェアマン
岩本芳和

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